説明
ヒシクイは全長約78cmの大型のガンで、1971年に国の天然記念物に指定されています。シベリア北部で繁殖し、冬には中国や日本へ渡来。池沼や河川、湿地、広い水田などの水辺で群れて過ごし、夜は大きな水場の中央でねぐらをとります。全体に暗褐色で羽縁が淡く細かな横縞に見え、頭部は黄みがかった茶色、くちばし先端付近にオレンジ帯が入る点が識別の手掛かりです。主に植物食でヒシの実やマコモの根、落ち穂や種子を採食。渡りはV字隊形で行い、家族単位の小群から数百〜数千羽の大群を形成します。亜種により越冬地や採食場所に傾向差があります。