説明
ニホンアナグマは本州、四国、九州と小豆島に分布する日本固有のイタチ科動物です。標高2,000mまでの落葉樹林や混交林、針葉樹林に生息し、夜行性で単独性が強い傾向があります。体長は60〜70cm、体重は約3.9〜11kgで、前肢で巣穴を掘る能力が高く、深い巣穴は複雑な内部構造と複数の出入口を持ちます。雑食性で主にミミズを食べ、甲虫や果実、農作物や残飯も摂取します。秋に体脂肪を蓄えて冬季は穴ごもりに入り活動を低下させます。繁殖は交尾が4〜5月にピークで着床遅延があり、出産は4月、1回に1〜4頭を産みます。個体数は減少傾向にあるものの、レッドリストでは軽度懸念と評価されています。