説明
スウィフトギツネは、北アメリカの短草草原に暮らす小型のキツネです。英名の「swift」が示すとおり動きが素早く、短い草が広がる開けた土地を走って獲物や外敵に対応します。主に夜間に活動し、プレーリードッグなどが掘った穴や自ら掘った巣穴を休息、子育て、危険からの避難に使います。ネズミ類、ウサギ、昆虫、鳥などを食べ、利用できる食物に応じて食性を変えます。かつて毒餌や罠、生息地の農地化によって広い範囲で姿を消しましたが、カナダなどでは飼育繁殖個体の再導入が進められました。現在のIUCN評価は低危険のLCですが、草原の分断や交通事故、コヨーテによる捕食などは地域個体群への脅威です。