説明
セレベスバビルサはスラウェシ島に分布する固有のバビルサです。湿潤な熱帯雨林や沼地の茂みを主な生息地とし、泳ぎが得意で川を渡ることもあります。体長約85~110cm、オスはメスより大型で、オスのみ上顎の長い犬歯が外に突出します。雑食性で葉や果実、根、昆虫や死肉まで幅広く食べ、餌探しは鼻より蹄を用いる点が特徴です。群れ構成はオスは単独または小群、メスは母子群を形成し、繁殖は年の前半から夏にかけて行われます。生息地破壊や狩猟により個体数は減少傾向にあり、IUCNでは絶滅危惧II類に分類されています。