説明
シジュウカラガンは全長約64cmの小型のガンで、黒い頸と頬の白斑、首根元の白い輪が目立ちます。千島列島で繁殖し、主に宮城県周辺の水田や湖沼で越冬、北海道を中継地として利用します。冬季は稲刈り後の水田で落穂をついばみ、夜は大きな沼で休む植物食中心の生活です。日中は採食、夜間は停泊する日周行動をとり、マガン類と混群することもあります。繁殖は5〜6月に4〜6個の卵を産み、抱卵約28日、幼鳥は成鳥に近い大きさになるまで約3か月かけて育てられます。かつて外来捕食者の影響で激減しましたが、保護事業により回復が図られています。